今月はkazepro㈱様(http://www.kazepro.com/hr/)のご仲介で、虎ノ門ヒルズにある広告業界大手㈱ADK様(https://www.adk.jp/)のリーダーシップ開発プログラムを数回にわたって担当させていただきました。個性を尊重する自由な組織風土が印象的な企業です。かなりのボリュームでしたが、そのなかの一部をご紹介いたします。
管理職の皆さんは、当然のように「結果」が求められるので、一定の厳しさをもってメンバーと接することは大切です。が、いっぽうでメンバー間の人間関係も大切にしたうえで、個々のメンタルヘルスなどの視点も持ち合わせていなければなりません。そこで大切になってくるのが、リーダーとしてのマネジメントスキルです。
ゴールまでのプロセスが無数にある「迷路」を想像してみてください。「自分で判断して動け」と言われ、メンバーがそれぞれゴールを目指していると、リーダーのイメージと大きく異なるルートを選択した人はその都度注意を受けてしまいます。つまり、「自分で判断しろ」と言われても、「判断基準」はリーダーの心の中にある状態ですから、リーダーの顔色を窺う、いわば指示待ちからの脱却は難しいと思います。たとえば、「なるべく最短ルートでゴールを目指そう」という判断基準を示せば、メンバー各自が判断しても、リーダーのイメージから大きく外れる人はいなくなるわけです。
判断基準が示されていない中で「自分で判断しろ」と言うのは、「あなたの好みで動いていいよ」ということになってしまいます。きちんと「判断基準」を示すことで、リーダーの意図が反映され、メンバーが自由に動けるようになるはずです。それだけで、リーダーもメンバーもお互いのストレスが減り、仕事の質も高まるはずです。㈱ADKの皆様、ありがとうございました。
#ADK #マネジメント #チームビルディング #kazepro