福富です。
4月8日に私が勤める大学サッカー部が人工芝化を機に、ライバル校との第1回定期戦を行いました。
学生からの提案で実現、準備に要した期間は10か月の大作でした。
学生の意見を集約すると、定期戦の趣旨は以下の3点でした。
・人工芝を作ってくれた大学への感謝を表現する
・大学を背負うという誇りを持ち、歴史と伝統を作る
・(勝ち点や得失点の計算が絡むリーグ戦とは違う)勝敗を決する真剣勝負による成長
私個人のフェイスブックでも度々書いたため繰り返しで恐縮ですが、対戦相手の選定、相手との交渉、レギュレーションの決定、トロフィー購入、有料審判派遣、ポスター作成、音響サークルへの協力依頼、開会・閉会セレモニー、当日の運営人員配置、会場設営、駐車場案内など、30名選手・マネージャー全員フル稼働で行いました。
平均往復通学時間が3~4時間、専門分野も異なり、練習で全員がそろうこともない、つまり練習も打ち合わせもほとんどできない現状ですが、Mission、visionだけはきっちりと共有しつつ、個々のペースで役割を全うし、トランザクティブメモリー(Who knows what?)が機能していました。今回学生たちが表現したのは、まさに次世代型チームワークでした。
バーチャルチームが増えた現代社会、一時的なプロジェクトのために優秀なメンバーが集い、それぞれのスタイルで役割を全うして、解散する。メール、スカイプ、電話会議・・・。またフレックスタイム制で全員が集まることが少ない。次世代型チームワークが機能した運営だったと思います。
#次世代型チームワーク