勝つ組織  書籍紹介2

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重要≠偉い

私はよく、「チームは1つの生命体」だと口にします。生命体ですので、人の身体に例えることも可能です。

チームの中心人物のことをしばしば「心臓」「頭脳」などと呼びますが、そう呼ばれる彼らは「偉い」のでしょうか?決してそんなことはありません。心臓1つを取り出しても、人間としての機能は全く果たせません。つまり、「重要」ではありますが、「偉い」わけではないのです。周囲の臓器や部位と調和してこそ、初めて存在価値が高まるのです。

同じような例をもう1つ。自分の身体で、耳と鼻、どちらが優秀かと張り合うことはないと思います。そんなことがナンセンスだということは誰でもわかります。なぜなら、機能や役割が全く違うからです。どちらも大切なのです。組織にいると、どうしても役割の違いを忘れてしまい、1つの物差しで比較・評価をしたり、張り合ったりしてしまいがちです。
自分と「違う」特徴をもつ仲間を認め、興味を持ち、感謝することから良好なコミュニケーションが始まります。特徴の違う者同士が目標に向かって高度な依存関係(調和)を構築できたとき、素晴らしいパワーを発揮します。(第1章 SUMMERYより

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