暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
今年は、例年どおりねの日本サッカー協会S級ライセンスの講義だけでなく、日本バスケットボール協会のS級ライセンスも担当することになり、6月・7月に講義・実技を担当してきました。
競技は違えど、どちらも選手として日本代表のキャリアを持つ方々がおります。バスケットのS級では、なんと身長210cmという方と出会いました。
ただ、選手キャリアと指導力はイコールではなく、指導者として自分の思い描いた絵をどのように選手に伝えるかはとても難しいテーマです。
瞬時に局面の変わるサッカーとバスケ、すべてのプレーを監督の指示命令で進めることはできず、選手に判断をゆだねる部分が必要です。しかし、判断する基準を示さないまま判断を求めれば、「君たちの好きなようにやっていいよ」ということになってしまい、たちまち秩序を失います。
7月29日朝日新聞朝刊のスポーツ欄には、J1ガンバ大阪発采配の宮本恒靖監督の記事が出ており、これまでのチームの問題点として「自由度が高すぎた」として指摘していました。自由と規律のバランスがチームワークづくりでは大切ですね。BリーグもJリーグも楽しみです。