FERRET様より、第25弾の記事がリリースされております。
- たいていの方がチームワークの大切さを認識しています。しかしその一方で、個の成長も同じくらい大切ですよね。そもそもは、チームの要求レベルに到達すべく、各自の責任において個をレベルアップさせていくことがチームワークの原点です。ついつい個の足りない部分をチームで補うことばかり考えてしまいますが、良いチームは個人も伸び続けているはずです。
FERRET様より、第25弾の記事がリリースされております。
2018プレシーズンからサポートしてきた品川CCが、神奈川県社会人1部リーグで見事初優勝を飾りました。
シーズン開幕から関東リーグを経験した強豪との連戦、気の抜けない闘いが続きましたが、敗戦は4/15の1敗のみ、半年負け知らずでシーズンを終えました。
念願の関東リーグ昇格に向け、11月に各都県の代表が集う昇格まで決定戦に挑みます。ここからは未知の領域に入りますが、今シーズン積み上げてきたチームワークで粘り強く闘ってほしいと思います。
選手、スタッフ、関係者の皆さん、リーグ初優勝、本当におめでとうございます!
FERRET様より、第24弾の記事がリリースされております。
人材流動の激しい現代の企業において、ヘッドハンティングで新しいリーダーがやってきて、これまでとはまったく異なる価値観をチームに持ち込むことは珍しいことではなくなりました。しかし、その劇薬がうまくいくかどうかは、新リーダーの観察力や旧リーダーの方針などにも左右されるはずです。必ずしも劇薬が有効とも限りません。
JFA最高峰かつJリーグ監督に必須の指導者ライセンス、S級のチームビルディング講義・実技、2018年度の全日程が終了しました。
スポーツ不祥事が続く昨今ですが、それに一石を投じ、スポーツを正しく発展させていきたいと思っています。そのためには、「こうすれば勝てる」「とにかく言うとおりにやれ」「俺の言うことがすべてだ」というような”絶対解”はスポーツには存在しないという認識が大切です。
いくつか選択肢がある中で最も適した解=最適解は存在すると思います。特に戦術選択や技術選択、コンディショニングにおいては最適解が存在します。例えば「こういう相手にはこういう戦術選択が有効だ」「このシーンではドリブルよりもパスの選択が効果的だ」「疲労回復のために試合直後にはこれを摂取したほうがいい」という具合です。
しかし、チームマネジメントや戦術の実行局面に関しては、最適解さえも通用しないことがあります。なぜなら常に状況は変化し、2度と同じことは起こらないため、その都度微調整が求められるからです。そんなとき大切なのが”納得解”を導き出すことです。試合中は常にジレンマの連続です。「うちのチームは前から激しくプレスにいく守備戦術だ、とはいっても足の速い相手がいて背後のスペースが気になる」など、ジレンマがあると人の動きは急激に鈍ります。ジレンマを取り除いてあげること、そしてその都度納得解を見つけ出すことで選手が躍動すると思っています。
8月末発刊のコーチング・クリニック(2018年10月号)で、チームビルディングの特集が組まれています。そのなかで、福富のインタビュー記事がトップ掲載されておりますので、ぜひご覧ください。よろしくお願いいたします。
この度の台風21号、北海道地震で被害にあわれた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
日本中で災害が続く昨今、チームワークをテーマとする立場として、災害時にも助け合える地域コミュニティづくりや、有機的に活動できるボランティアのチームづくりなども追求していく必要性を感じています。
被災された方々が、1日も早く日常を取り戻せますようお祈り申し上げます。
ワールドカップが終わり、気が付けばあっという間に8月突入です。サッカー日本代表の新監督には森保さんが就任されました。
森保さんの著書「プロサッカー監督の仕事」では、選ぶときには物凄くエネルギーを使うかわりに、自分の選んだ選手・スタッフを心から信じ、大切にしていることがうかがえます。「頑張っている選手・スタッフをさらに追い込むようなことはしない」「プレッシャーをかける方法もあるが、僕はプレッシャーをどう取り除いてあげるかが大切だと思う」という趣旨の文言があります。これは、ただのぬるま湯とは違います。毎日厳しい目で見守り、毅然とした態度で監督としてのフィロソフィーを貫く強さも持ち合わせています。その上で、仲間のわずかな変化を見逃さず、タイミングを見計らって声をかけ続けることが最大のポイントです。
精神的に追い込む、執拗にプレッシャーをかけ続ける、それは自分の選んだスタッフ・コーチ陣を信頼できていない、もっと言えば選んだ自分の目に自信がないということかもしれません。人は期待をかけられたときに力を発揮するものです。
次のワールドカップまでの丸4年間を初めて託された日本人指揮官ですから、日本人の強みを最大限に引き出すチーム作りに期待します。
暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
今年は、例年どおりねの日本サッカー協会S級ライセンスの講義だけでなく、日本バスケットボール協会のS級ライセンスも担当することになり、6月・7月に講義・実技を担当してきました。
競技は違えど、どちらも選手として日本代表のキャリアを持つ方々がおります。バスケットのS級では、なんと身長210cmという方と出会いました。
ただ、選手キャリアと指導力はイコールではなく、指導者として自分の思い描いた絵をどのように選手に伝えるかはとても難しいテーマです。
瞬時に局面の変わるサッカーとバスケ、すべてのプレーを監督の指示命令で進めることはできず、選手に判断をゆだねる部分が必要です。しかし、判断する基準を示さないまま判断を求めれば、「君たちの好きなようにやっていいよ」ということになってしまい、たちまち秩序を失います。
7月29日朝日新聞朝刊のスポーツ欄には、J1ガンバ大阪発采配の宮本恒靖監督の記事が出ており、これまでのチームの問題点として「自由度が高すぎた」として指摘していました。自由と規律のバランスがチームワークづくりでは大切ですね。BリーグもJリーグも楽しみです。
FERRET様より、第22弾の記事がリリースされております。
今やリーダーは、メンバーを力でねじ伏せるのではなく、いかにやる気を引き出せるかが問われる時代になってきています。個性派揃いのスポーツ界で、リーダーはどのように対応しているのでしょうか?
FERRET様より、第21弾の記事がリリースされております。
人はチームの財産だ!と頭では理解しても現実はなかなかその力を引き出すのに苦労するものです。少し発想を変えてみると、メンバーの長所が見えてきます。