最新のサッカーダイジェストに、記事を掲載していただきました。
チームビルディングという着想の源流にさかのぼって、現在までの歩みをインタビュー形式で応えています。興味をお持ちいただけましたら、ぜひお読みください!
「お知らせ」カテゴリーアーカイブ
監査役退任のお知らせ
日ごろより弊社へのご支援を賜り、心からお礼申し上げます。
このたび、弊社監査役 佐久間秀実が退任することとなりましたのでお知らせいたします。
法人設立から現在に至るまでの多大なる貢献に感謝申し上げますとともに、今後の活躍を心より祈念しております。
J1 北海道コンサドーレ札幌の沖縄キャンプレポート
少し前になりますが、J1札幌の沖縄キャンプに行ってきました。
私からはミーティングを中心に2時間程度、チャレンジャーとしての闘い方、チームとしての一体感の持ち方などを確認し合う時間を持ちました。
一般的に、昇格したチームには「俺たちがJ1に昇格させた!」という自負のある従来選手と、「俺たちの力でJ1に定着させてやる!」という新加入選手が混在します。これらがうまく嚙み合うことで、今までにない化学反応が起こります。「切磋琢磨=正しい競争」が生まれるために、今後も継続的にサポートしていきたいと思います。 そして、J1で粘り強く闘う姿で、北海道の皆さんに感動や希望、勇気を届けてほしいと思います。
#コンサドーレ #沖縄キャンプ #チームビルディング #J1
熊本地震の被災地を慰問
報道はだいぶ減ってしまいましたが、まだまだ被災地は日常を取り戻せていません!
今回は、元サッカー日本代表の巻誠一郎選手(現ロアッソ熊本)と共に、復興の遅れている地域や仮設住宅を慰問しました。
こんな私でも何かできることはないか、という思いで現地入りしましたが、逆に勇気をもらうことになりました。みな、笑顔で力強く生活しています。東日本大震災後に津波被害を受けた仙台の沿岸地域を訪れた時と同じ感覚でした。
巻選手は故郷熊本のために、被災直後から身を粉にして支援活動を続けています。本当に、本当に、尊敬します。巻選手や地元の皆さんとの話から、様々な着想を得ました。
災害が起こる前から、いざというとき助け合える地域のコミュニティを作ること、被災後の避難所でもチーム意識をつくること、仮設住宅に移ったあとのコミュニティを作ること、善意で集まる見ず知らずのボランティアメンバーが、即席でも機能するチームを作ること…。
チームビルディングの視点から、何かお役に立てることがあると確信しています。時間はかかっても1つずつ実現していきます。
♯巻誠一郎 ♯熊本 ♯チームワーク ♯コミュニティ
的場電機製作所を見学しました
遅くなりましたが、2017年もよろしくお願いいたします。
今年は、地元埼玉や東京との関わりを大切にした活動を増やしたいと考えており、その第1弾として埼玉県川越市にある㈱的場電機製作所を訪ねました。
理工系とはあまり縁のない私にも、丁寧に工場を案内してくださいました。
大量消費の時代にあっても、多品種少量生産というこだわりを持っている会社です。主にモーターを扱っていて、マッサージ器などの健康器具・医療機器などを世に送り出しています。
モノづくり大国として成長してきた我が国の強さを垣間見ました。
当たり前のことではありますが、モノを作る工場には機械装置がたくさんあり、その機械は他社が作っている…。モーターを扱っている会社ですが、色々なところにモーターがついた機械装置があり、それらは他社が作っている…。
社会は循環し、お互い高度な依存関係で成り立っていることに改めて気づかされました。
血の滲むような努力と、職人のようにこだわりを持った、たくさんの中小企業が日本を支えています。これからは、さらなる中小企業と地方の活性化が大切だと感じました。
的場電機製作所 http://www.matoba.co.jp/
#的場電機製作所 #モノづくり大国 #地域活性化
2016年もお世話になりました
早いもので、2016年も終わります。
今年は様々なものに触れ、自分自身を成長させるきっかけを得ようと決めていた1年でした。おかげさまで、人生初の体験がたくさんできました。
ご招待を受けてラグビートップリーグ&プロバスケットボールbリーグ観戦、勝村政信さんの舞台鑑賞、最近では大学生のオーケストラでパワーをもらいました。「何かに役立てよう」という視点も大事かもしれませんが、まずは純粋に楽しむことが大事だと感じました。
ここ数年はサッカースタジアムへ足を運ぶ回数も減ってきていましたが、J1、J2、J3、JFL、A代表、五輪代表など毎月数試合、様々なカテゴリーを観に行くこともできました。
年明けには初の落語を予定しています。国技の相撲にはずっと興味がありましたが、まだ行けていませんので来年こそはと思っています。
2016年も多くの皆様にお世話になり、実り多い1年となりました。
この時期は、スケジュール帳を振り返りながら、お世話になった方々の顔を思い出すようにしています。本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
#ラグビー #バスケ #舞台鑑賞 #オーケストラ #2016年ふりかえり
言葉の大切さ
「思う」と「考える」、「私は」と「私が」はどう違うのか?という書き出しから始まった、半年ほど前の朝日新聞の記事をふと思い出しました。
この記事は、2008年に亡くなった国語学者、大野晋さんに関する記事で、「言いたいことがぴたりと相手に伝わることが大事、そのためには似たような言葉の違いに敏感でなくてはいけない」とも書かれていました。日々の生活や仕事の中で「言葉は大切だ」という実感があり、なんとなく意識してきましたが、「なんとなく」だった部分が明快になり、これを読みながら、思わず深くうなずきました。
自分の心の中で起こる小さな感情の変化を相手にピタリと届けるのはとても難しいことですが、それが可能にする語彙力があれば、コミュニケーションを億劫だと思うことも減り、対人関係全般が劇的に変化すると思います。
語彙が少ないということは、自分の想いを正確に伝える手段が少ないということ、そこから生まれる誤解を恐れると閉鎖的な行動につながりかねません。
「察する文化」は素晴らしい日本の文化だと思いますが、まずは言いたいことを相手にピタリと届ける言葉の訓練が大事です。豊かな語彙を持ち、事実と主観を区別し、伝えたいことを相手にきちんと届ける力、本当に大切だと思います。日本人の気質・文化・歴史・価値観に合わせたチームワークの在り方を追求していく上でも「日本語」は欠かせません。
大野晋さんの著書「日本語練習帳」(岩波新書、1999年)は200万部の大ベストセラーだそうです。
#日本語 #チームワーク #大野晋 #日本語練習帳
FC今治を訪ねました
サッカー地域チャンピオンズリーグの熱戦を制し、見事JFL昇格を果たした愛媛県のFC今治を訪ねました。元サッカー日本代表監督である岡田武史氏がオーナーとなったことで注目を浴びているサッカークラブです。また、昇格を果たしたトップチームは監督は、U-17ワールドカップで世界を驚かせた吉武博文氏です。
岡田さんは現在、監督としてではなく経営者としてご尽力されています。クラブ(会社)の発展はもとより、日本サッカー界全体の発展、地域活性化、環境、教育、最終的にはスポーツを通じた国際交流や世界平和まで、壮大なプランを描いて取り組んでおられます。その証拠に、FC今治の運営会社㈱今治.夢スポーツは、企業理念として「物の豊かさより、心の豊かさ」を掲げています。自らの人生に明確なMISSIONを持っている岡田さんの生き方には、多くの人が勇気をもらうことと思います。指定管理者となって環境教育・野外教育にも力を入れており、その拠点となる「しまなみアースランド」もご案内いただきました。
2日間という短い時間でしたが、たくさんの刺激をありがとうございました。
#岡田武史 #吉武博文 #FC今治 #JFL昇格
ADK マネジメントセミナー
今月はkazepro㈱様(http://www.kazepro.com/hr/)のご仲介で、虎ノ門ヒルズにある広告業界大手㈱ADK様(https://www.adk.jp/)のリーダーシップ開発プログラムを数回にわたって担当させていただきました。個性を尊重する自由な組織風土が印象的な企業です。かなりのボリュームでしたが、そのなかの一部をご紹介いたします。
管理職の皆さんは、当然のように「結果」が求められるので、一定の厳しさをもってメンバーと接することは大切です。が、いっぽうでメンバー間の人間関係も大切にしたうえで、個々のメンタルヘルスなどの視点も持ち合わせていなければなりません。そこで大切になってくるのが、リーダーとしてのマネジメントスキルです。
ゴールまでのプロセスが無数にある「迷路」を想像してみてください。「自分で判断して動け」と言われ、メンバーがそれぞれゴールを目指していると、リーダーのイメージと大きく異なるルートを選択した人はその都度注意を受けてしまいます。つまり、「自分で判断しろ」と言われても、「判断基準」はリーダーの心の中にある状態ですから、リーダーの顔色を窺う、いわば指示待ちからの脱却は難しいと思います。たとえば、「なるべく最短ルートでゴールを目指そう」という判断基準を示せば、メンバー各自が判断しても、リーダーのイメージから大きく外れる人はいなくなるわけです。
判断基準が示されていない中で「自分で判断しろ」と言うのは、「あなたの好みで動いていいよ」ということになってしまいます。きちんと「判断基準」を示すことで、リーダーの意図が反映され、メンバーが自由に動けるようになるはずです。それだけで、リーダーもメンバーもお互いのストレスが減り、仕事の質も高まるはずです。㈱ADKの皆様、ありがとうございました。
#ADK #マネジメント #チームビルディング #kazepro
神戸!
11月上旬は西日本をぐるりと周ってきましたが、その最後は神戸でした。以前、この場でも告知いたしましたが、㈲SOULMATE様主催、㈱edu-activators様共催で講演の機会をいただきました。平日昼間の開催にも関わらず、多くの皆様がお仕事のご都合をつけてお越しくださり、本当に、本当にありがとうございました。
冒頭、確認を込めて「この講演で何を持ち帰りたいか?何を解決したいか?」を書き出していただきました。すると、同じ講演に集まる仲間でも求めているものが皆違う、ということがわかりました。実はこれがチームの実態だと思います。職場であれ、スポーツであれ、理念やVISIONに賛同している者同士の集まりであったとしても「求めていること、期待していること」は一人ひとり異なるのです。
この「違い」を見過ごしてしまうと、チームに所属していても「方向性」「満足度」が変わってくると思います。同じ職場のチームであったとしても、「純粋にこの仕事が好きだから」という人もいれば、「福利厚生がしっかりしているから」とか「次へのステップアップとして」という人もいるかもしれません。チームを再構築するに当たって、メンバー間でスタートラインの共有をしてみるのはいかがでしょうか?
#㈲SOULMATE #㈱edu-activators #チームビルディング