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ADK マネジメントセミナー

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今月はkazepro㈱様(http://www.kazepro.com/hr/)のご仲介で、虎ノ門ヒルズにある広告業界大手㈱ADK様(https://www.adk.jp/)のリーダーシップ開発プログラムを数回にわたって担当させていただきました。個性を尊重する自由な組織風土が印象的な企業です。かなりのボリュームでしたが、そのなかの一部をご紹介いたします。

管理職の皆さんは、当然のように「結果」が求められるので、一定の厳しさをもってメンバーと接することは大切です。が、いっぽうでメンバー間の人間関係も大切にしたうえで、個々のメンタルヘルスなどの視点も持ち合わせていなければなりません。そこで大切になってくるのが、リーダーとしてのマネジメントスキルです。

ゴールまでのプロセスが無数にある「迷路」を想像してみてください。「自分で判断して動け」と言われ、メンバーがそれぞれゴールを目指していると、リーダーのイメージと大きく異なるルートを選択した人はその都度注意を受けてしまいます。つまり、「自分で判断しろ」と言われても、「判断基準」はリーダーの心の中にある状態ですから、リーダーの顔色を窺う、いわば指示待ちからの脱却は難しいと思います。たとえば、「なるべく最短ルートでゴールを目指そう」という判断基準を示せば、メンバー各自が判断しても、リーダーのイメージから大きく外れる人はいなくなるわけです。

判断基準が示されていない中で「自分で判断しろ」と言うのは、「あなたの好みで動いていいよ」ということになってしまいます。きちんと「判断基準」を示すことで、リーダーの意図が反映され、メンバーが自由に動けるようになるはずです。それだけで、リーダーもメンバーもお互いのストレスが減り、仕事の質も高まるはずです。㈱ADKの皆様、ありがとうございました。

#ADK #マネジメント #チームビルディング  #kazepro

神戸!

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11月上旬は西日本をぐるりと周ってきましたが、その最後は神戸でした。以前、この場でも告知いたしましたが、㈲SOULMATE様主催、㈱edu-activators様共催で講演の機会をいただきました。平日昼間の開催にも関わらず、多くの皆様がお仕事のご都合をつけてお越しくださり、本当に、本当にありがとうございました。
冒頭、確認を込めて「この講演で何を持ち帰りたいか?何を解決したいか?」を書き出していただきました。すると、同じ講演に集まる仲間でも求めているものが皆違う、ということがわかりました。実はこれがチームの実態だと思います。職場であれ、スポーツであれ、理念やVISIONに賛同している者同士の集まりであったとしても「求めていること、期待していること」は一人ひとり異なるのです。
この「違い」を見過ごしてしまうと、チームに所属していても「方向性」「満足度」が変わってくると思います。同じ職場のチームであったとしても、「純粋にこの仕事が好きだから」という人もいれば、「福利厚生がしっかりしているから」とか「次へのステップアップとして」という人もいるかもしれません。チームを再構築するに当たって、メンバー間でスタートラインの共有をしてみるのはいかがでしょうか?

#㈲SOULMATE #㈱edu-activators #チームビルディング

S級コーチ養成講習会 中期レポート②

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今年度のS級中期も無事に終了しました。
前回は実技でしたが、最終回は講義で締めくくりました。その内容の一部をご紹介します。
監督は常に「チームのために」という思いから、全体のバランスを重視し、成長を促すための広い視点で物事を見ると思います。「チームの利益を考える」それが監督の仕事です。しかし、選手の立場ではどうでしょう?
どうしても、チーム全体のことではなく、「自分自身の利益を考える」ものです。「なぜ俺は試合に使ってもらえないのか」「俺のことを理解してくれていない」こんな思いの選手もいるはずです。ましてやプロの世界では、選手にとって自分自身が商品ですから、その価値を高めなければ来シーズンのオファーもありません。いくら監督から説明を受けても、簡単に受け入れられるものではありません。
説明すれば納得を得られるわけではないのです。
多くの監督(上司)は、理屈で説明することに力を入れます。もちろんそれは大切です。ただ、マネジメントに必要なのは、説明する力だけでなく「納得感を与える力」だと思います。選手(部下)も、監督の言っていることは正論だ、と理解はしているのですが、感情として「受け入れられない」ことがほとんどなのです。
いかに納得感を与え、やる気を高めるか?外された選手を不満分子にしないため、感情を扱う繊細な仕事が続きます。25-30名の選手をきっちりマネジメントするためには、1人1人へ「観察と心配り」、人を惹きつける「魅力と言動」が大切だと思います。

#S級 #チームビルディング #マネジメント

講演のご案内

この度、㈲SOULMATE様主催で、11/8(火)13時~兵庫県神戸市にて講演の機会をいただきました。また、共催として㈱edu-activators様のご協力も賜りました。
平日昼間の開催ですので、お越しいただける方は限られてしまうかもしれませんが、関西の皆様とお会いできることを、心から楽しみにしております。
https://www.facebook.com/events/1598463830450224/

#スポーツ #ビジネス #チームビルディング #講演 #神戸市

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S級コーチ養成講習会 中期レポート①

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前回の投稿から間隔が空いてしまいましたが、S級中期のレポートです。
前期は講義形式で進めてきましたが、今回は実技を通してチームを発展させていくイメージをお伝えすることがテーマです。
チームとは、お互いに(良くも悪くも)影響を与え合う宿命の関係である、ということを実感していただき、そのうえで実技を通してチームづくりに欠かせない約束事を積み重ねていきました。
何度か難しい壁にぶつかるシーンがありましたが、そのたびにこちらから1つ1つ約束事を提示していきます。その約束事を意識して取り組むと、自然とチームの力が引き出され、壁を乗り越えていくことができるように構成しました。
将来Jリーグの監督として活躍する皆さんですから、実技でも全員で素晴らしいチームワークを表現し、最終的には驚くほどの達成感に包まれました。
チームが真に発展していくためには、様々な困難からヒントを得て、「学習する組織」になることが大切だと改めて実感しました。

#S級 #チームビルディング

勝つ組織  書籍紹介2

カバー

重要≠偉い

私はよく、「チームは1つの生命体」だと口にします。生命体ですので、人の身体に例えることも可能です。

チームの中心人物のことをしばしば「心臓」「頭脳」などと呼びますが、そう呼ばれる彼らは「偉い」のでしょうか?決してそんなことはありません。心臓1つを取り出しても、人間としての機能は全く果たせません。つまり、「重要」ではありますが、「偉い」わけではないのです。周囲の臓器や部位と調和してこそ、初めて存在価値が高まるのです。

同じような例をもう1つ。自分の身体で、耳と鼻、どちらが優秀かと張り合うことはないと思います。そんなことがナンセンスだということは誰でもわかります。なぜなら、機能や役割が全く違うからです。どちらも大切なのです。組織にいると、どうしても役割の違いを忘れてしまい、1つの物差しで比較・評価をしたり、張り合ったりしてしまいがちです。
自分と「違う」特徴をもつ仲間を認め、興味を持ち、感謝することから良好なコミュニケーションが始まります。特徴の違う者同士が目標に向かって高度な依存関係(調和)を構築できたとき、素晴らしいパワーを発揮します。(第1章 SUMMERYより

#る勝つ組織 #ビジネス #チームビルディング #スポーツ #コミュニケーション #チームワーク

コンサドーレ札幌の指導に行ってきました

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天皇杯の関係でリーグ戦が中断する8月末、J2優勝&J1昇格に向けて首位をひた走るコンサドーレ札幌の指導のため、北海道に行ってきました。台風10号の接近により、羽田を発つことも危ぶまれましたが、無事に仕事を終え、戻ってくることができました。
宮の沢の練習場は素晴らしい景観で、トレーニングも驚くほど雰囲気が良く、選手・スタッフ全員が躍動していました。私の仕事は、首位独走になりつつある中で残り12節をいかに闘うか、より厳しくなる研究・対策をどう乗り越えるかを選手とともに考え、意識統一していくことでした。ぜひ、納得のいくシーズンを送ってほしいと思います。

写真は四方田監督、マリノスで同じ時間を過ごしたチーム最年長38歳の河合竜二選手、若手有望株の神田夢実選手です。

#Jリーグ #コンサドーレ札幌 #四方田監督 #河合竜二選手 #神田夢実選手

企業研修等の活動報告

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8月下旬、いくつかの研修を担当させていただきましたので、簡単にご報告いたします。
1つ目は、関西電力労働組合様の研修についてです。
入社5年目以内の方々が対象でした。どうしても受け身になりがちな研修ですが、いかに楽しく、そして納得感を高められるか、と考え抜いて準備をしました。「大きな組織を若手から動かすのは無理」と諦めてしまわず、「すぐにでもアクションを起こしたい」という気持ちになっていただけていたら最高です。

2つ目は、相模すぎのこ幼稚園様の研修をご紹介します。昨年に引き続き、今年もお声かけいただき、ありがとうございました。
先生方を取り巻く人間関係(子ども、職員同士、保護者)をうまく融合させ、チームの力を最大化していく方法、コミュニケーションを円滑にする方法について、皆さんと一緒に考えていきました。園舎も先生方も素敵な幼稚園です。

#関西電力 #相模すぎのこ幼稚園 #チームビルディング #研修

横浜FC vs コンサドーレ札幌 

横浜FC札幌1 横浜FC札幌2 横浜FC札幌3

2016プレシーズンの沖縄キャンプからサポートしているコンサドーレ札幌の試合を観に行きました。1試合消化が少ない中、2位との勝ち点差7で首位独走となりつつある中、悲願達成に向けて再び8月末に指導依頼をいただいております。指導に向けて、今回は事前の情報収集を兼ねての観戦でした。
前節、カズ選手のゴールで接戦を制した横浜FC、連勝中で好調を維持しているチーム同士の対戦でしたが、札幌は6月8日以来2か月ぶりの敗戦となりました。
この結果を悲観することなくを冷静に受け止め、悲願達成に必要なピースを見つけ出し、チームに還元することが私の責務になります。
ケガによる長期離脱で、都内にてリハビリ中の稲本選手も応援に駆け付けました。ベンチには背番号17の千羽鶴も掲げられ、チーム一丸を感じました。

#コンサドーレ札幌 #首位 #稲本潤一

ロアッソ熊本の遠征先を訪問

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7月30日、ヴェルディ戦を翌日に控えたロアッソ熊本が前泊をする都内ホテルを訪ねました。
震災後、選手たちは車中泊やカップ麺生活を送り、チーム活動は一時休止状態。避難所巡りを繰り返し、1度も90分の実戦形式をできないコンディション不良の中でリーグ再開となりました。

ただでさえ過酷な状況にも関わらず、休止中の未消化試合を平日に組み込まれ、身体的にも精神的にも相当きつい状態で、他クラブと比べても大きなビハインドであることは間違いありません。それでも、3試合消化の少ない現段階で一定の順位を保てているのは、選手・スタッフの真の強さです。
開幕前のプレシーズンキャンプ、熊本に指導に行ったときの印象は「強い仲間意識」でした。清川監督も「全員が前を向き、一体感は保てている」と話してくれました。夏本番を迎えるこれから、ますます過酷な状況になりますが、熊本180万県民は、「結果」ではなく、ひたむきに闘う「姿」に感動するはず。勇気を配り続けてほしいと思います。

写真は、清川監督とチーム最年長の藏川選手です。

#ロアッソ熊本 #清川監督 #藏川選手